こんにちは。鳥取もん(@tottorimon)です。
みなさんは飽き性ですか?それとも飽きずに長続きする方ですか?
ちなみに僕は前者です(笑)
(何にでも興味を持ってしまうので、すぐに他のことをやりたくなってしまうんです。)
そんな僕ですが、「フロー状態」に入ることによって少しづつですが物事が長続きするようになってきました。フロー状態は簡単に言うと、目の前のことに夢中になって没頭している状態のことです。
スポーツの世界では「ゾーン」と呼ばれているものですが、ちょっとしたコツを知ることで意識的にこのゾーンに入ることができます。実際に僕はフロー状態に入ることによってブログを続けられていますし、ブログが長続きしている人もほとんどの人が無意識のうちにその状態に入っています。
そこで今回は、フロー状態の簡単な説明とその状態に入るためのコツについて紹介します。
フロー状態とは?
フロー状態は、下記のような状態です。
人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。
フロー状態になるための要素
ブロー状態は、その状態を構成する8つ(もしくは9つ)の要素があります。下記がその要素です。そのすべてを満たす必要はないですが、自分で狙ってその要素を満たすようにすれば、自ずとフロー状態に入れます。特に4以降の要素については、自分で少し工夫すれば満たすことができます。
1.目の前のことに集中している
2.無理のない没入状態になっている
3.時間の進み方が違って感じる
4.状況を自分でコントロールしている感覚になる
5.自分に合った難易度のものに取り組んでいる
6.明確な目標がある
7.直接的な反応(フィードバック)がある
8.活動そのものに価値があると感じられる
(9.邪魔されない環境がある)
1.目の前のことに集中している
今やっていることに集中できなければ、フロー状態に入ることが難しいです。自分が好きではないことや、退屈だと思っていることだとなかなか集中できませんよね。
やっぱり楽しいことをしているときには目の前のことに集中しやすいです。
2.無理のない没入状態になっている
没入状態になると、他のことに関しての意識が無くなってきます。例えば、テレビゲームに没頭している時には学校の宿題のことを考えない、とかです。その辺のことはすべて排除していると思います。
3.時間の進み方が違って感じる
1時間があっという間に過ぎたり、楽しかった時間が早く過ぎるように感じたりします。これは多くの人が感じたことがあるんじゃないでしょうか?
時間という感覚すら忘れて、目の前のことに取り組んでいるということです。
4.状況を自分でコントロールしている感覚になる
今やっていることを自分で制御している、支配している感覚です。スポーツで、空間を支配している感覚になるのと同じ感じです。自分がやることが結果を左右するようなことであれば、それは状況をコントロールしていると言えます。
自分が決断・コントロールしたことによって、結果が上手くいった場合は楽しいですよね。
5.自分に合った難易度のものに取り組んでいる
やっていることが難しすぎるとフロー状態に入るのが難しいですし、逆に簡単すぎるとだんだん退屈になってきます。
ゲームに例えると、レベル1からラスボスを倒そうとすると難しすぎますし、レベル上げのために雑魚を倒しまくるのは退屈ですよね。ちょうど良い敵がいるからついついゲームをやってしまうんです(笑)
6.明確な目標がある
何の目標もなく、ただただ目の前のことをやっていても楽しくないです。目標を決めて、それに向かってやっていくからこそ楽しさを感じられます。スポーツだったら「相手に勝つ」、ゲームだったら「敵を倒す」、登山だったら「登頂する」など、明確な目標があるはずです。
7.直接的な反応(フィードバック)がある
今やっていることに対して、何かしらの反応やフィードバックがあるかどうかというのも大事な要素です。フィードバックが無いのは、コントローラーのボタンが全く効かない状態でゲームをやっているのと同じです。
自分のやったことが上手くできているのかできていないのか、狙った通りにできているのかというのが分かるというのが大事になってきます。
8.活動そのものに価値があると感じられる
今やっていることに価値がないという風に感じてしまうと、フロー状態に入るのは難しいです。何かをやることで、自分にとっての経験や体験、スキルアップをすることができると感じることが大事です。
そう感じることができれば、今やっていることが苦にならなくなるはずです。
9.邪魔されない環境がある
9つ目の要素は少しおまけのようなものですが、意外と大事な要素です。
何かに集中していても、騒音だったり何かしらの邪魔が入ると集中が途切れてしまいますよね。なので邪魔されない環境があるというのも大事です。
フロー状態に入って ブログを長続きさせるためのコツ
先ほどフロー状態を構成する9つの要素を説明してきました。ここからは「ブログ」という活動に絞って、この活動でフロー状態に入るためのコツについて紹介します。
9つの要素のうち、下記の要素はある程度自分で狙って満たすことができます。
5.自分に合った難易度のものに取り組んでいる
6.明確な目標がある
7.直接的な反応(フィードバック)がある
8.活動そのものに価値があると感じられる
(9.邪魔されない環境がある)
これらの要素を満たせば、フロー状態に入りやすくなります。
自分に合った難易度のものに取り組む
最初から自分が全く知らない分野やジャンルに取り組むと、それは難易度が自分に合っていないことになります。逆に、単なる作業記事のような何も考えなくても書けるようなものは簡単すぎます。自分が分かる分野、でもちょっと難しいということについての記事を書いてみると良いです。
例えば、自分が体験したことを記事にすると、自分が多少なりとも分かる分野ですし、整理して文章にする作業が(慣れるまでは)少し難しいので、難易度としてはちょうど良いかなと思います。
明確な目標を作る
ブログの目標が無いと、フロー状態に入るのは難しいです。ハードルを上げすぎるとその分難易度も上がってしまうので、自分ができる範囲の目標を立ててみると良いです。立てないよりは小さくても良いので立てた方が良いかなと思います。
あとこの時の注意点は、自分でコントロールできる目標にするということです。コントロールできない目標は先が見えなくなることが多々あります。なので、なるべくPV数ではなく、記事数やここをこう変更するなどの目標にした方が良いです。
直接的な反応(フィードバック)がある環境を作る
ブログを始めたてだとアクセスも少なく、「誰にも見られていないんじゃないか」と思うことが良くあります。そうなるとフィードバックを全く得られません。良い記事を書いてもアクセスが集まらないので、成功なのか失敗なのかが分かりません。
なのでSNS(FacebookやTwitter)を使ったりして、相手の反応が分かるような環境を作るのが良いです。友達にみせて反響を見るのも良いかと思います。
ブログが長続きしている人はこの辺ができる環境になっていますよね。記事を公開して、良ければSNSで拡散されたりアクセスが集まって、悪ければSNSで拡散されずアクセスが集まらないので、成功と失敗がはっきりしています。
活動そのものに価値があると感じる
ブログを単なる作業と思っていたら価値を感じられません。なので、自分がブログを書くことで何かしらの価値を感じられるようになるのが大事です。
ブログであれば、
・誰かの役に立つ記事を書きたい
・記事を書くことで文章スキルをアップさせたい
・ブログから収益を得たい
等です。
ブログを書いている人はほとんどが何かしらの価値を感じているはずなので、この辺は普段から満たされているんじゃないかと思います。
邪魔されない環境を作る
ブログを書くときに人に邪魔されるとどうしても手が止まってしまいますし、フロー状態に入りづらくなります。基本的なことですが、自分が集中できるような邪魔されない環境を作ることが大事です。
まとめ
今回は、飽き性の人がフロー状態に入ることでブログを長続きさせるためのコツを紹介しました。
・自分に合った難易度のものに取り組む
・明確な目標を作る
・直接的な反応(フィードバック)がある環境を作る
・活動そのものに価値があると感じる
・邪魔されない環境を作る
上記の要素を狙って満たせば、フロー状態に入りやすくなりますので、ぜひ試してみて下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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