こんにちは。鳥取もん(@tottorimon)です。
先日、世界遺産検定2級を受けてきました。
試験までの1か月間は色々な勉強方法を試したのですが、「すごく効果があったもの」「そこそこの効果だったもの」など結果は様々でした。
そこで今回は、僕がこれまでやってきた勉強方法と、それぞれのおすすめ度を2級と3級を中心に紹介したいと思います。
テキストを読み込む
世界遺産検定は、それぞれの級に対応する公式のテキストがあります。
このテキストをひたっすら読み込むという方法です。
公式のテキストだけあって、このテキストからは約8割くらいは出題されると言われています。
完璧に覚えることができれば確実に合格できるということなので、記憶力に自信がある人にはオススメです。
といっても現実は全て覚えるのはかなり厳しいので、少なくとも赤文字や黒文字で書かれている部分は覚えておきたいところです。
あと2級や3級は世界遺産の基礎知識もそれなりに出題されます。
この部分は赤文字や黒文字ではない部分も覚えておく必要があります。
勉強効果:★★★★★
準備時間:☆
おすすめ度:★★★★
単語カードを作る
英語の単語を覚える時に作った方もいると思いますが、
単語カードを作るという方法です。
テキストはどうしても流し読みしてしまう部分がありますが、単語カードを作ることで1つ1つ確認しながら勉強することができます。またどの遺産を覚えたかどうかがはっきりするので、勉強した感が出てきて達成感もあります。
ちなみに僕が作ったのは、表面に世界遺産の名前とテキストの章番号、裏面に世界遺産に関するちょっとした説明と太字の単語を書いたものです。テキストの章番号を書いておくと、ちょっとテキストで詳細を確認したい時に便利なのでおすすめです。
一方で単語カードを作るのには結構な時間がかかります。
日本以外の世界遺産だけでも、3級は約100件、2級は約300件の遺産があります。
▼参考として、2級だとこれくらいの量になります。
僕は試験が近くなってきてからこれを作ったので結構大変でした(笑)
ただ一度作ってしまえば後は覚えるだけなので、作るとしたら早めに作っておいた方が良いです。
勉強効果:★★★★
準備時間:☆☆☆☆
おすすめ度:★★★★
マインドマップを作る
世界遺産は色々な視点でくくることができます。
これらを1つにまとめてマインドマップを作って覚えるという方法です。
この方法を使うと、一度にまとめて遺産を覚えることができます。
マインドマップは下記のようなものです。
【マインドマップ】
表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを広げ、つなげていく。思考を整理し、発想を豊かにし、記憶力を高めるために、想像 (imagination) と連想 (association) を用いて思考を展開する。この方法によって複雑な概念もコンパクトに表現でき、非常に早く理解できるとされ、注目され始めている。人間の脳の意味ネットワークと呼ばれる意味記憶の構造(コリンズとキリアンら)によく適合しているので理解や記憶がしやすいと言われている。
参考:マインドマップ
言葉だと説明が難しいので、今回僕が作成したマインドマップ(一部)を紹介します。
(字が汚くて申し訳ないです)
▼○○族(部族)を中心としたマインドマップ
▼○○様式を中心としたマインドマップ
こんな感じで、1つの概念に関して関連する遺産を書いていき、その遺産に関連する単語や説明を加えていくという方法です。
苦手なジャンルはマインドマップを作って覚えると効果的かと思います。
勉強効果:★★★
準備時間:☆☆☆
おすすめ度:★★★
Twitterから情報を得る
Twitterには世界遺産検定のスタッフが運営するアカウントが存在します。
このアカウントをフォローしてTwitterから情報を得るという方法です。
世界遺産の有益な情報が呟かれるので、日ごろからこれをチェックしておくと少しずつ勉強することができます。
また世界遺産検定では時事問題が出題されますが、このアカウントからは世界遺産に関するニュースも呟かれます。
時事問題の対策をするには効果的だと思います。
さらに世界遺産検定が近くなると試験のチェックポイントを呟いてくれるので、この部分は絶対にチェックしておいた方が良いです。
ちなみにこんな感じで呟かれます。
【第25回世界遺産検定カウントダウン】
日本の遺産は、テキストの太字部分とその前後はしっかり読んでくださいね。厳島神社や東照宮の建築様式や姫路城ゆかりの人物、自然遺産の動植物などは要チェック。京都や奈良、紀伊山地はどの寺社が構成資産になっているのかも見ておきましょう。— 世界遺産検定事務局(せかけん) (@sekakenpr) 2016年9月7日
7日より「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」のイコモスによる現地調査が始まりました。調査員はニューカレドニアの考古学者、クリストフ・サンド氏です。11日まで8つの構成資産の調査を行います。https://t.co/TPFFN1Vi5K
— 世界遺産検定事務局(せかけん) (@sekakenpr) 2016年9月8日
普段から世界遺産に触れる環境を作るという意味でも、結構良い方法かなと思います。
勉強効果:★★★
準備時間:☆
おすすめ度:★★★★
過去問を解く
世界遺産検定はこれまで何度か行われてきたので過去問がいくつかあります。
この過去問を解くという方法です。
何だかんだ言って過去問が一番手っ取り早く合格に近づく方法だと思います。
大学の試験勉強と同じで、いかに過去問題を手に入れるか(手に入る環境にいるか)が単位に関わってくるといった感じです。
ちなみに僕は3年分くらいの過去問を解きまくりました。
あといきなり2級から勉強を始めたので、3級の過去問も同時に解きました。
過去問だけあって、これを解きまくることである程度の傾向がつかめて実力も付きます。
あと4級と3級は範囲がある程度限られてくるので、過去問を解くだけでも合格ラインに届くんじゃないかという感じもします。
2級は海外の世界遺産に関しては今までに出ていなかった遺産が出る場合もあるので、この辺は他の部分で補完する必要があります。
ただし世界遺産の基礎知識と日本の世界遺産の部分は過去問と被ったりすることもあるので、結構効果はあると思います。
勉強効果:★★★★★
準備時間:☆☆
おすすめ度:★★★★★
僕が実際に使った過去問集
まとめ
今回は世界遺産検定の勉強方法を紹介しました。
世界遺産の基礎知識、日本の世界遺産、海外の世界遺産、時事問題それぞれに適した勉強方法があるので、状況に応じて使い分けてみて下さいね。
単純に資格を取るのが目的であれば、個人的には過去問をやるのが一番手っ取り早いと思いますが(笑)
関連記事:【保存版】世界遺産検定2級を30日で合格するまでの全記録まとめ
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