世界遺産検定受験までの勉強スケジュールを紹介してみる

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こんにちは。鳥取もん(@tottorimon)です。

「30日チャレンジ」という試みで、世界遺産検定の2級を受けてきました。

実際に30日間勉強してみて、早めに手を付けておいた方が良かったこともあれば、後で勉強しても問題ないなというものもありました。
また資格試験の勉強方法は色々なところで紹介されていますが、順番次第では試験までの時間が足りないということになりかねません。自分はそうだったので、かなり焦りました。

なので今回は、自分が実際に30日間勉強してみて感じた、理想だと思う(2級を取得するための)勉強スケジュールを紹介したいと思います。

30日間、毎日2~3時間勉強するとした場合を想定していますので、試験までの残り時間に合わせて時間を調整してもらえればと思います。

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目次

毎日やりたいこと

毎日やっておきたい勉強は下記の2つです。

①世界遺産の登録基準10項目を確認する
②テキストにある「世界遺産の基礎知識」を10分くらい読む

 

①世界遺産の登録基準10項目を確認する

登録基準は最低限知っておきたいところです。
これを知っておかないと、問題文の時点でつまづいてしまうこともあります。

一字一句覚えるのは大変なので、僕は登録基準のキーワードを抜き出して下記のように毎回書き出していました。
(完璧に覚えられるのであれば、そっちの方が理想です。)

ⅰ.傑作
ⅱ.文化交流
ⅲ.文明の証拠
ⅳ.建築技術
ⅴ.集落
ⅵ.出来事や歴史
ⅶ.自然美
ⅷ.地球の歴史
ⅸ.動植物の進化
ⅹ.絶滅危惧種

最初はローマ数字が分かりづらいかもしれませんが、途中で慣れます(笑)
僕はⅴの1つ前だからⅳ、1つ後だからⅵという風に覚えてました。

 

②テキストにある「世界遺産の基礎知識」を10分くらい読む

2級は世界遺産の基礎知識から約20%出るといわれています。
なのでここの部分を完璧にすれば約20点分は確保できます。

最初は太字や赤字をメインに読んでいき、慣れてきたら太字以外の部分も読んでいくと良いと思います。
あとは「条約」「関連機関」のそれぞれの意味と流れを覚えるのも大事になってきます。

 

1日目~5日目:4級の実力をつける

いきなり2級を受ける場合、最初から2級に向けた勉強をするよりも、4級、3級と順番に勉強していった方が良いです。

最初から2級用の勉強を始めると、心が折れます(笑)

なのでモチベーションを維持するためにも、4級から勉強を始めることをおすすめします。

まずは1日目から5日目で4級の実力を付けてしまいましょう。
この期間では下記のことをやっておきたいです。

①4級の過去問を解く
②単語カードを作る(2級に向けて)

 

①4級の過去問を解く

4級の範囲はそんなに広くないので、過去問をやるだけで合格ラインに届くくらいの実力は付くと思います。
毎日やりたいことで書いた、世界遺産の基礎知識の部分からも出題されるので、日々やっていることの確認にもなります。

あと実際に合格点に届くとやる気が出ます。

過去問題集は4級と3級で1つにまとめられています。

 

 

②単語カードを作る(2級に向けて)

この期間中に2級に向けて単語カードを作ってしまいます(海外の世界遺産のみ)。

2級は海外の世界遺産300件が対象となるので、今から作っておかないと時間的に困ることになります。
ちなみに僕はこの単語カードを試験の直前に作ったので、作りながら覚える感じになって結構大変でした。

単語カードの効果を出すためにも今から作っておくことが大事かなと思います。
あとこれを作るだけでも結構覚えられます。

単語カードの作り方は下記を参考にしてみて下さい。
世界遺産検定のオススメ勉強方法まとめ!2級と3級を中心に紹介します

 

6日目~15日目:3級の実力をつける

次は3級の実力をつけるために勉強をしていきます。
4級と比較すると3級は海外の世界遺産の数が結構増えるので、この辺りも押さえていきたいところです。

この期間では下記のことをやっておきたいです。

①3級の過去問を解く
②単語カードを作る、覚える
③テキストの日本の世界遺産の部分を20分くらい読む

 

①3級の過去問を解く

4級のときと同じように、今度は3級の過去問を解いていきます。
1日あたり1回ずつ過去問を解くくらいのペースで良いかと思います。

3級は年4回行われているので、2年分の過去問題集を持っておけば大体そのくらいのペースになります。

 

②単語カードを作る、覚える

この期間で単語カードを作り終えると思うので、ここから覚える段階に入っていきましょう。

単語カードの裏面に書いた説明文や単語を見て、表面の遺産名を答えられることを目標にやっていけば大丈夫です。
遺産名から説明文や単語を答えられれば理想ですが、まずは遺産名を答えられるようになることが大事です。

 

③テキストの日本の世界遺産の部分を20分くらい読む

3級になると、日本の世界遺産で聞かれる内容もレベルアップします。
赤文字や太文字の部分を重点的に読みつつ、その周辺の部分も読んでいくことが大事になってきます。

もちろん2級でも日本の世界遺産について聞かれる問題があるので、この後の勉強にも繋がってきます。

 

16日目~30日目:2級の実力をつける

最後の15日間で2級の実力をつけるための勉強をしていきます。

といっても「世界遺産の基礎知識」「日本の世界遺産」についてはある程度覚えてきていると思いますので、この時点である程度の実力はついているはずです。

この期間では下記のことをやっておきたいです。

①2級の過去問を解く
②単語カードを覚える
③苦手分野のマインドマップを作る
④テキストの日本の世界遺産の部分を20分くらい読む

⑤時事問題の対策を行う

 

①2級の過去問を解く

これまでと同様、2級の過去問を解いていきます。
過去問は1日1回ずつやって3年分くらいできれば十分かなと思います。

また前日に実力チェックを行うために、過去問の中で最新の分だけは残しておきます。
前日になったらゆっくり解きましょう。

 

 

②単語カードを覚える

これは3級のときと同じなので省略します。
覚えやすい単語カードと覚えづらい単語カードが出てくると思います。

 

③苦手分野のマインドマップを作る

単語カードの中で覚えづらいものに対してマインドマップを作っていきます。
マインドマップを作って関連する遺産と一緒に覚えることで、苦手な分野を無くしていきます。

ちなみに僕は、建築様式とそれに関連する世界遺産を覚えるのが大変だったので、それについてのマインドマップを作成しました。

実際に作成したマインドマップについては下記を参考にしてみて下さい。
世界遺産検定のオススメ勉強方法まとめ!2級と3級を中心に紹介します

 

④テキストの日本の世界遺産の部分を20分くらい読む

3級のところで書いたこととぼぼ同じです。
ただし2級は赤文字や太文字以外の部分からもかなり出てくるので、全て覚える気持ちで読んだ方が良いと思います。

あとは、「各世界遺産の構成資産の名前と概要」「各世界遺産の登録基準」についても押さえておきたいです。

 

⑤時事問題の対策を行う

世界遺産検定では時事問題も出題されます。
その年に行われた世界遺産委員会の概要や、新たに登録された世界遺産と内容は少なくとも押さえておきたいです。

時事問題に関しては知らないとどうしようもないので、対策は必須になってきます。

【2016年版】世界遺産検定で出そうな時事問題を予想してみる

 

まとめ

今回は世界遺産検定2級を取るための理想的な勉強スケジュールを紹介しました。

実際に僕がやってみて、こうしておけば良かったという部分を改良して紹介しているので、参考になれば幸いです。

関連記事:【保存版】世界遺産検定2級を30日で合格するまでの全記録まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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